不動産取引のプロが解説:六本木一丁目駅周辺の住みやすさと暮らしのポイント

目次

はじめに

はじめまして。不動産取引のプロとして、都内を中心に売買・賃貸仲介を手がけておりますスタッフでございます。今回は、東京の中心エリアの一つとしてビジネス・商業拠点になっている「六本木一丁目駅」周辺の住みやすさに焦点を当て、徹底的に解説してまいります。

六本木といえば高層オフィスビルや商業施設が連想されがちですが、実は駅周辺には落ち着いた住宅街も点在し、都心ならではの利便性を享受しながら快適に暮らすことも十分可能です。本記事では、六本木一丁目駅エリアの交通アクセス・地域性・家賃相場など、住まい探しで気になる情報を網羅的にご紹介するとともに、駅周辺のおすすめ施設を具体的にピックアップしました。どうぞ最後までお付き合いください。


目次

  1. 六本木一丁目駅の概要と印象
  2. 交通アクセス:主要エリアへの移動のしやすさ
  3. 周辺エリアの特徴と街の雰囲気
  4. 治安状況:防犯体制と夜間の様子
  5. 家賃相場:物件タイプ別の目安
  6. 周辺施設10選:スーパー・コンビニ・ドラッグストア・郵便局・学校・保育施設・公共施設など
  7. 六本木一丁目で暮らすメリット・デメリット
  8. こんな方におすすめ:ライフスタイル別アドバイス
  9. 物件探しのポイント:チェックリスト
  10. まとめと将来展望
  11. 検索ワードのご案内

1. 六本木一丁目駅の概要と印象

1-1. 利用路線と駅情報

  • 東京メトロ南北線
    六本木一丁目駅は東京メトロ南北線の途中駅で、溜池山王や永田町、目黒方面などへ直通運転を行っています。主要駅や他路線への乗り換えが容易で、都心のビジネス街や商業エリアに素早くアクセスできるのが特徴です。
  • 駅周辺の再開発
    六本木一丁目エリアは再開発が進み、高層ビルやオフィスが集積する一方で、高級レジデンスや低層マンションが点在しています。大通り沿いはビジネス街としての様相が強いですが、一本裏路地に入ると意外にも静かで落ち着いた住宅街が残っているのも魅力の一つです。

1-2. 高級感と利便性の両立

六本木というとナイトスポットのイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、六本木一丁目駅周辺は大型商業施設や企業オフィスが中心のエリアです。治安面においても比較的安定しており、閑静な雰囲気を楽しみながら、都心暮らしの快適さを享受できます。


2. 交通アクセス:主要エリアへの移動のしやすさ

2-1. 東京メトロ南北線の強み

南北線は目黒、白金台、麻布十番、溜池山王、永田町、市ヶ谷、飯田橋、後楽園などを結び、途中でJR山手線や丸ノ内線、有楽町線、都営大江戸線などとの乗り換えがしやすい路線です。六本木一丁目駅から主要エリアまでの所要時間目安は以下のとおりです(※平常時の目安):

  • 溜池山王駅:約2分
  • 目黒駅:約10分
  • 永田町駅:約5分
  • 東京駅:15~20分(溜池山王や永田町などでの乗り換え)
  • 新宿駅:20~25分(市ヶ谷・飯田橋方面で乗り換え)
  • 渋谷駅:15~20分(目黒駅などで山手線または埼京線方面に乗り換え)

2-2. バス路線やタクシーの利用

六本木一丁目駅周辺は都営バスや港区コミュニティバス「ちぃばす」などが走っており、日常的な移動に役立ちます。タクシーが多く流れているので、深夜帯や荷物の多いときなども移動手段に困ることは少ないでしょう。各種シェアサイクルステーションも増えており、自転車で周辺を回るのも快適です。


3. 周辺エリアの特徴と街の雰囲気

3-1. ビジネス街と高級住宅街の共存

六本木一丁目は六本木エリアの東端に位置し、オフィスビルや外資系企業が集まるビジネス街の色合いが強いです。一方で、裏通りに入ると高級マンションや低層の高級邸宅が並ぶ落ち着いた住宅街が広がります。コンパクトながらも洗練されたショップやクリニックなどが点在し、エリア全体に高級感が漂っています。

3-2. 周辺の商業施設やサービス

近隣には六本木ヒルズやアークヒルズ、東京ミッドタウンなどの大型複合施設があり、ショッピングやグルメ、エンタメなど多彩な楽しみ方が可能です。平日はオフィスワーカーで賑わい、週末には近隣住民や観光客も訪れますが、駅周辺が混雑で身動きが取れなくなるほどではなく、程よく活気があります。


4. 治安状況:防犯体制と夜間の様子

4-1. エリア全体の治安

六本木一丁目駅周辺は、六本木の中心部(六本木交差点周辺)からやや離れているため、深夜帯の騒々しさは比較的少なめです。大使館や外資系企業オフィスなどが多く、防犯カメラの設置や警察の巡回も定期的に行われていることから、治安は安定していると評価されています。

4-2. 夜間の注意点

ビジネス街という性質上、夜遅くなるとオフィスワーカーや来店客も減るため、場所によっては人通りが少なくなるエリアがあります。特に裏路地や大通りから1本入った道では、街灯が少なく感じる場合もあるので、防犯意識は忘れずに持ちましょう。オートロックやセキュリティシステムが整った物件が多いので、物件選びの際はこれらの設備を確認するとさらに安心です。


5. 家賃相場:物件タイプ別の目安

六本木一丁目エリアは、都心の一等地というブランド力と利便性の高さから、家賃水準はやや高めです。下記は2024年現在の目安となります。

  1. 1R・1K・1DK:14万~18万円
    • 駅から近く築浅になるとさらに上乗せされる傾向。
  2. 1LDK・2K・2DK:20万~30万円
    • DINKSや単身富裕層向け。立地や設備によって大きく変動。
  3. 2LDK・3K・3DK:35万~50万円
    • ファミリー層も一定数いるため、ここが中心価格帯となることも。
  4. 3LDK以上:45万~80万円以上
    • タワーマンションや高級低層マンションがメイン。眺望や付帯サービスで大きく変わる。

もちろん物件の築年数や管理体制、バルコニーの有無、共用施設などによって家賃は変わります。募集情報は流動的なので、最新情報をこまめにチェックすることが肝心です。


6. 周辺施設10選:スーパー・コンビニ・ドラッグストア・郵便局・学校・保育施設・公共施設など

六本木一丁目駅近辺で暮らすにあたって便利な施設を10ヶ所ピックアップしました。いずれも徒歩圏内で利用できるため、日々の生活が快適になるはずです。今回は飲食店以外の生活インフラに絞っています。

  1. マルエツ プチ(スーパー)
    • 概要:生鮮食品や日用雑貨をコンパクトに揃えた都市型スーパー。夜遅くまで営業しており、仕事帰りにも立ち寄りやすい。
    • 公式サイト
  2. ファミリーマート 六本木一丁目店(コンビニ)
    • 概要:ATMやコピー機、各種チケットサービスなど、24時間利用できる便利な店舗。駅からすぐの好立地。
    • 公式サイト
  3. セブン-イレブン 六本木1丁目アークヒルズ店(コンビニ)
    • 概要:アークヒルズ内の店舗で、オフィスワーカーから地元住民まで幅広く利用。イートインスペースのある店舗も。
    • 公式サイト
  4. ココカラファイン アークヒルズ店(ドラッグストア)
    • 概要:医薬品だけでなく、化粧品やヘルスケア用品、日用品までトータルに揃う。ポイントカードや電子決済に対応。
    • 公式サイト
  5. 六本木一丁目郵便局
    • 概要:郵便・ゆうちょ銀行のサービスが受けられる。切手や印紙の購入、荷物の発送受取などに便利。
    • 日本郵便
  6. 港区立 赤坂小学校(学校)
  7. 港区立 赤坂中学校(学校)
  8. アークヒルズ こども園(保育施設)
    • 概要:企業主導型保育施設が入っているため、ビジネスマンが多いエリアでも預けやすい。延長保育対応も魅力。
    • アークヒルズ 公式サイト
  9. 港区立 赤坂図書館(公共施設)
    • 概要:周辺住民が多く利用する区立図書館。ビジネス書から児童書まで幅広い蔵書が揃っており、静かに読書を楽しめる。
    • 港区立図書館 公式サイト
  10. 赤坂区民センター(公共施設)

これらの施設が揃っていることで、六本木一丁目エリアは都心にいながら生活利便性が高いといえます。特に区立の小・中学校や保育施設が徒歩圏内にあるため、ファミリー層にも人気があるエリアです。


7. 六本木一丁目で暮らすメリット・デメリット

7-1. メリット

  1. 交通利便性の高さ
    南北線を中心に、他路線への乗り換えもスムーズ。ビジネス中心地や主要駅へ短時間でアクセス可能。
  2. オフィス街と住居エリアの共存
    高層ビルが立ち並ぶ一方で、裏通りには静かな住宅街も多い。オン・オフ両立した生活を望む方に最適。
  3. 豊富な施設と商業環境
    スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの生活インフラが充実。アークヒルズやミッドタウンなど大型商業施設も至近。
  4. 治安の安定感
    外資系企業や大使館も点在し、警備・防犯カメラの設置など防犯対策が施されている。

7-2. デメリット

  1. 家賃や物価が高い
    都心一等地のため、他の港区エリアと同様、住居費や日常的な消費コストは高め。
  2. 夜間は人通りが減る場所も
    ビジネス街特有で、オフィスが閉まると周辺が静まり返るエリアがあり、防犯面で注意が必要。
  3. 再開発の影響
    既に進行中の再開発も多いが、今後さらなる工事や渋滞が発生する可能性あり。引っ越し前に工事予定を調べておくと良い。
  4. 自然環境は限られる
    大きな公園や緑地は周辺エリア(赤坂御用地など)まで足を伸ばす必要がある。散策好きの方にとっては物足りないかもしれない。

8. こんな方におすすめ:ライフスタイル別アドバイス

  1. ビジネスパーソン(単身/DINKS)
    通勤時間を短縮したい方、外資系企業など国際的な職場で働く方などに向いています。忙しい合間でも、都市型スーパーやコンビニを活用すれば効率的に生活できます。
  2. ファミリー層
    小学校や保育園が徒歩圏内にあるほか、大通り沿いに警備が整っている物件が多いため、安心感があります。家賃は高めですが、共働きや保育サービス利用を前提に予算を組むケースが多いです。
  3. セカンドハウスや投資用
    交通アクセスやブランド力が高いため、資産性を重視した物件選びにも適しています。都心の中心部ということで賃貸需要も安定しやすく、空室リスクが相対的に低いとみられます。
  4. 落ち着いた都心生活を求める方
    ナイトスポットのイメージが強い六本木ですが、六本木一丁目は比較的静かで落ち着いた雰囲気が漂います。コンパクトにまとまった商業施設やクリニックを利用し、効率的な暮らしをしたい方に向いています。

9. 物件探しのポイント:チェックリスト

  1. オートロック・セキュリティ
    都心部らしく、安心感のある物件が多いです。防犯カメラやセキュリティ会社との連携状況を確認するとさらに安心。
  2. 駐車場・駐輪場の有無
    自家用車が必要な方は、駐車場付き物件を探すか、近隣駐車場の月極を確認しましょう。シェアサイクルやバイク置き場なども、ライフスタイルに合わせてチェックを。
  3. 共用施設やゴミ出しルール
    高級マンションではコンシェルジュやフィットネスルームなどを備える場合があります。ゴミ出しが24時間可能かも、忙しい方には重要なポイント。
  4. 建物の構造・築年数
    RC(鉄筋コンクリート)構造やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)構造の場合、遮音性や耐震性が高いです。築浅物件は家賃が上がりやすいですが、最新設備を備えていることが多いです。
  5. 周辺の工事・再開発予定
    新しいビルやマンションの建設が盛んなエリアです。眺望や騒音リスクに影響することもあるため、事前に調べておきましょう。

10. まとめと将来展望

六本木一丁目駅周辺は、都心の一等地としての利便性落ち着いた住宅環境を兼ね備えており、幅広い世帯から人気を集めるエリアです。再開発の進展や国際的な企業の拠点誘致など、今後も商業・ビジネスの活気が絶えることはなさそうです。

家賃水準は高めではありますが、資産価値の安定や生活利便性の高さを加味すると、長期的に見て魅力的な投資と居住環境を提供してくれるといえるでしょう。さまざまな物件タイプが存在するため、自分のライフスタイルや将来設計と照らし合わせて、ぴったりの住まいを見つけていただければ幸いです。


11. 検索ワードのご案内

最後に、六本木一丁目駅周辺で物件をお探しの際に役立つ検索キーワードをまとめました。ぜひご活用いただき、ご自身の理想とする物件に近づくための手がかりにしてください。

以上が、六本木一丁目駅周辺の住みやすさと魅力を解説した記事になります。都会的な利便性と落ち着きを兼ね備えたこのエリアで、ご自身に合った素敵な新生活をスタートしてみてはいかがでしょうか。何かご不明点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお声がけくださいませ。

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この記事を書いた人

不動産のポータルサイトを運営しているプロパティバンクです。このサイトではあなたの役に立つ様々な不動産の情報をお伝えしていきます。

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